2021年8月7日(土)放送の卓球ジャパン!
2020東京オリンピックが終了したばかりの卓球男子日本代表 水谷選手・張本選手・丹羽選手の3名が生出演しました。
東京オリンピック卓球では、
- 女子団体 銀メダル
- 男子団体 銅メダル
- 伊藤美誠選手 女子シングルス 銅メダル
- 水谷選手・伊藤選手の混合ダブルス 金メダル
を獲得し、男女ともに代表選手全員がメダリストとなりました。
自国開催で注目されプレッシャーもある中、初種目の混合ダブルスで中国を破って金メダルを獲得。
日本卓球界の歴史に残る素晴らしい結果でオリンピックを終えました。
そんな中、今回の番組では男子代表の3名が生出演し、
- オリンピックを終えた感想
- オリンピックでの苦悩
- 今後について
語っています。
オリンピックで卓球を好きになった方や、もっと卓球に詳しくなりたい方に卓球ジャパン!はオススメな番組です。
今回は水谷選手の引退についても番組で取り上げています。
水谷選手本人の口からコメントがありましたが、現状では引退の意思は固いようです。
水谷選手引退宣言についての内容を知りたい人も、是非最後まで読んでください。
- 卓球ジャパンを見逃した
- 水谷選手引退宣言の内容を知りたい
- 水谷選手の言葉を残しておきたい
そんな方のための「卓球ジャパン!の見逃しまとめ解説」です。
オリンピックが終わった直後の率直な感想や、今後の進退についてもまとめています。
過去の卓球ジャパン!を見逃している方は、一部記事でまとめています。
水谷選手の名シーンなどを解説した卓球ジャパン!の過去記事はこちらから。
卓球ジャパン!生出演で、オリンピックが終わって率直な気持ちを語る
番組冒頭、卓球男子代表選手へオリンピックが終わった今の率直な感想や気持ちのコメントがありました。
混合ダブルスで金メダル。団体戦で銅メダルを獲得できて嬉しい気持ちでいっぱい。
今までの努力が実を結んだ。頑張ってきてよかった。
初めてのオリンピックのメダルはとても重みを感じ、とても嬉しい。
やっとプレッシャーから解放され、気持ちが楽になった。
三者三様の回答ですね。
張本選手は今大会、オリンピック開幕から調子を落としており、シングルスでは結果を出すことができませんでした。
本人の表情も非常に悔しそうで、言葉に表れています。
韓国との3位決定戦。ダブルスは二人のコミュニケーションがあっての勝利
今大会では、非常に珍しく「左・左ペア」でダブルスを組むことになりました。
それについては、水谷選手・丹羽選手共に難しさを語っています。
番組中特に印象的な部分は、丹羽選手の試合の進め方についてです。
丹羽選手は淡々と試合を進めていくタイプ。そのため得点するのは早いが失点するのも早い。
コミュニケーションをとることで、連続失点を避けるよう水谷選手が積極的に声をかけてリズムを作っていたのです。
水谷選手は
「丹羽選手がガッツポーズをすれば勝てると思った」
「丹羽選手のガッツポーズをいかに引き出すかを考えていた」と語ります。
対して丹羽選手は
「韓国戦のダブルスは自然とガッツポーズが出た」
「水谷選手が隣で引っ張ってくれた」とコメント。
ダブルスでのコミュニケーションの重要性を再確認しました。
自分とは違うタイプの人とダブルスを組んでいる人もいると思います。
一流選手でもコミュニケーションを大切にしている。参考にするべき内容ですね。
世界選手権2014の丹羽のガッツポーズが凄い、とのことで映像を探しました。
世界卓球2014 男子団体決勝トーナメント準決勝。ドイツ戦でボル選手と試合した丹羽選手のガッツポーズです。
(引用:テレビ東京 卓球チャンネル)
気持ちの強さがプレーに、ガッツポーズに表れていますね。
水谷選手は二人のために。張本選手・丹羽選手は次に目を向けている
オリンピックを終えたばかりの3名。オリンピックを終えたばかりの率直な感想・これからについて語っています。
オリンピックを終えた率直な想いを語る
オリンピックでメダルが取れなかったら、次のオリンピックまでの期間、ずっと後悔が残りマイナスの感情が続く。
だから張本選手、丹羽選手に絶対にメダルを取らせたかった。
この経験が、これから卓球生活のモチベーションになる。
オリンピック始まる前の自分に簡単に金メダルと言うな、と伝えたい。
銅メダルでも嬉しい、ことを伝えたい。
目標だったメダルを取れてよかった。
少し休んで、9月から開幕するTリーグを楽しみにしている。
水谷選手がいかにこの東京オリンピックを集大成として大切にしていたか、チームメイトを大切に思っていたかがわかるコメントでした。
またオリンピック開幕前から期待されていた張本選手は、そのプレッシャーを痛感していました。だからこそ、次のパリオリンピックに目が向いていました。
張本選手・丹羽選手は次に向けて既に意識を持っている
混合ダブルス金メダル。
団体戦銅メダル。
この結果は、これ以上ない自分の卓球人生の終わり方だったんじゃないかと思う。
今までたくさん卓球をしてきて、苦しい時もあったが、東京オリンピックのために苦しさがあったんじゃないかと思う。
団体戦では皆さんのおかげで楽しくプレーさせていただいて、全く悔いはない。
しかしシングルスでは悔いしかない。
パリオリンピックではシングルスでもメダルを取り、メダルを2つ獲得できるように頑張りたい。
3位決定戦で勝って、勝って大会を終えることができてよかった。
11月でのアメリカでの世界選手権に選んでいただいているので、そこでいい結果を残せるように頑張りたい
水谷選手、会見での引退報道について語るが意思は変わらず
水谷選手が会見で引退宣言をしました。
数年前から言われ続けている目の不調。
悪いと言われながら、Tリーグで活躍し、全日本選手権を優勝し、国際大会で結果を残してきました。
まだまだできるのでは、と思われていました。
しかし水谷選手の症状は、現状では治療法がなく、限界だと判断したようです。
会見の中では「卓球から離れる」という言葉を使っており、多くのファンが驚いたことでしょう。
私もその一人です。
今回の卓球ジャパン!では、そんな水谷選手にずばり引退発言についてのコメントを求めていました。
今回、まさか自分が2種目でメダルを取れると思っていなかった。
逆転の試合が多く、この逆転は自分の力だけではなく、色々な人の力をいただいて取ったメダルである。
最後にふさわしい運命。
自分は凄く満足している。
このコメントからもわかる通り、今のところ引退について撤回することはなさそうです。
卓球界のパイオニア。レジェンド。キングなど。様々な呼び名を付けられる水谷選手。
そんな水谷選手の引退は、卓球界を大きく動かすことでしょう。
ですが、常に第一線で活躍し続けてきた水谷選手のこれからを、ファンとして変わらず応援していきたいと思います。
【まとめ】水谷選手引退での世代交代。卓球界が大きく動く
2021年8月7日(土)放送の卓球ジャパン!についてまとめました。
今回の生放送。特に注目されたのは水谷選手の引退宣言についてです。
目が良ければ40歳でも50歳でもしたい、という水谷選手。
ドイツ代表のティモ・ボル選手の年齢(1981年3月8日生まれ。2021年7月時点で40歳)を考えれば、決して不可能ではなかったはずです。
しかし現実は甘くない。
治療法がなく、現状では引退について撤回はないようです。
番組内では「最後にふさわしい運命」「満足している」と語っていました。
卓球から離れる、と語る水谷選手の今後の活動を、一ファンとしてこれからも応援していきたいと思います。
このブログでは卓球初心者の困りごと解決のために情報を発信しています。
オリンピックを機に卓球観戦が好きになった人にはTリーグがおすすめです。
2021年9月から新シーズンが開幕します。
水谷選手の出場は不明ですが、張本選手や丹羽選手などオリンピック代表選手の試合を再び観戦できます。
Tリーグについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

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