卓球って面白いの?という人はいませんか?
そんな方のために、今回は卓球の試合に見どころ5選を解説していきます。
この記事を読むことで卓球観戦の楽しみ方が分かります。
試合の見どころはこの5つです。
- 多彩なサーブは一番の見どころ
- 激しいラリーは見どころ満載
- マッチポイントでの緊張感が伝わってくる
- 団体戦は見ているだけでも喜びを共有できる
- 世界大会での活躍が見どころ
卓球日本代表ば、メダルを狙える強さです。
日本代表選手の応援をしやすいのではないでしょうか。
最後には東京オリンピック卓球日本代表のメンバーも載せていますので、最後まで読んでみてください。
多彩なサーブは一番の見どころ
- サーブ=ピッチャーの投球
- レシーブ=野球のバッティング
- 卓球はサーブレシーブで全てが決まるので一番注目したい
卓球の見どころの1つは、なんといってもサーブレシーブです。
卓球は基本的にラリー中に攻防が入れ替わります。
ですが、サーブは唯一相手に影響されない攻撃です。
シングルスの場合、回転の種類や出す場所に制限はありません。
また一人一人自分に合った違うサーブを使っています。
野球でいうとピッチャーの投球をイメージしてください。
ピッチャーとバッターの駆け引きは、見ていてとても面白いですよね。
それと同じです。
卓球の中で、サーブの重要性を理解してもらえましたか?
野球と違う点は、卓球の上級者は基本的にレシーブミスしないことです。
それどころか、近年ではレシーブから積極的に攻撃していきます。
東京オリンピック日本代表の張本選手が使う「チキータ」がその代表例ですね。
- レシーブを崩すためのサーブ
- そのサーブに如何に対処するか
- 先手をとらせないレシーブができるか
サーブレシーブで得点が決まるといっても過言ではありません。
時にはサーブだけで決まるので、決して見逃せないポイントです。
そしてサーブレシーブの後は、卓球の華ともいえるラリーの応酬ですね。
激しいラリーは見どころ満載
- ラリーは卓球の華。見ているだけでワクワクする
- 戦型によって異なるラリーになるので、見ていて飽きない
- 人によって得意なことが違うので、その違いを意識するとより楽しめる
最近はテレビで取り上げられる機会も増え、卓球を見たことある人は増えてきました。
「チョレイ!」で有名な張本選手を知っている人も多いと思います。
彼らトップレベルの選手のプレーは、とても繊細で、時に大胆で、見ているだけでワクワクします。
卓球は台から離れて打つことができます。
- 相手の強烈なスマッシュを後ろに下がって凌いだり
- フォアハンド・バックハンドを後ろから大きく振って強いボールを打ち合ったり
- 右に左に大きく移動しながらの打ち合いもあります。
色々なラリーを見ることができるんですね
近年では男子選手の試合だけでなく女子選手の試合でも激しいラリーを見ることができます。
- 相手の攻撃の威力を利用したカウンター
- プレースタイルにより変化する球種
- 相手を翻弄するブロックなど
卓球は目まぐるしく展開していきます。
11点で1ゲーム。4ゲームを先取した方が勝つスポーツです。
目の前の1点を取ることは重要ですが、それ以上に、試合全体を通して点数を重ねていく必要があります。
次はどっちに打つんだ。どう返すんだ。
そんな風に見るだけで楽しめます。
卓球を見ることに慣れてきたら、選手それぞれの戦型を分析できるようになります。
面白さの幅が一段と広がります。
同じようなラケット・ラバーを使っていても、それぞれ得意としていることが違います。
試合を観ながら
「この人はこれを狙っているんだな?」
とわかるようになれば、なかなかの卓球眼が身に付いています。
わかればわかるほど面白い。それが卓球です!
マッチポイントでの緊張感が伝わってくる
- 卓球は基本的に一人で戦うスポーツなので逃げられない
- サーブは2本交代なので、マッチポイントでかつ相手にサーブを握られているとかなり不利
- ここで決めたいサーブ側・挽回したいレシーブ側の手に汗握る攻防となる
卓球のように点を取り合うスポーツにおいて、マッチポイントは非常に緊張する場面です。
卓球は試合が始まると一人です。
バレーやバスケットボールのようにチームプレーで切り抜けることができません。
相手にマッチポイントを握られた場面も、乗り切れるのは自分以外にはいません。
めちゃくちゃ緊張するに決まってますよね。
卓球の試合では、サーブの構えに入ると周囲が静かになります。
それもあり、どちらかがマッチポイントの場面では、より試合に没頭することができます。
選手と同じ気持ちになれるんです。
特にサーブ側がマッチポイントの場合、レシーブ側は
レシーブミスをしたら負け
甘いレシーブをしても打たれて負け
という追い詰められた状況です。
卓球に限らずスポーツには「流れ」「勢い」というものがあります。
直径40mmの球を扱う卓球において、動揺がプレーに直結します。
卓球は数ある中でも、より選手の勝負強さを感じ取れるスポーツです。
団体戦は見ているだけで喜びを共有できる
- 団体戦では、チームメイトもベンチに座って応援しているので、より一体感がある
- 一人が負けても他のメンバーで挽回することができる
- 次の人は前の人の想いを引き継いで試合に入るので、個人戦とは違った熱量がある
卓球は個人競技なんですが、団体戦はめちゃくちゃ熱いんです!
団体戦は2シングルスと1ダブルスの組み合わせで行います。
そこで2本先取したチームが勝利となります。
団体戦の盛り上がるポイントは、何といってもベンチに座るチームメイトの存在です。
シングルスではベンチに座っているのはコーチもしくは監督だけなんですが、団体戦ではメンバーも一緒に座っています。
後ろに仲間がいるって、めちゃくちゃ心強いんです。
観覧席からの応援とベンチからの応援ではまるで違います。
ベンチからの応援は自分を奮い立たせてくれます。
団体戦では仲間との繋がりを見てください。
得点すれば一緒に喜び、失点すれば励ます。
文字通り一緒に戦っているんです!
そして団体戦の良いところ2つ目は、一人の試合の想いを、次の人が繋いでいくことです。
仮に一人が負けてしまっても、後の2本を取ればチームは勝つことができます。
勝っていた場合は、その勢いを引き継いで試合に臨むことができます。
どんな時でもベストパフォーマンスをするのがプロですが、やはり不調もあれば、相手との相性もあります。
先の一人が負けてた場合も、チーム一丸となり挽回できるのが団体戦の醍醐味です。
世界大会での活躍が見どころ
- 世界で活躍する日本人選手が増えてきている
- 五輪前回大会でも団体戦でメダルを獲得し、今大会でもメダルが期待される
- 絶対王者中国との差も少しづつ縮まっている。これからの試合は見逃せない
近年、日本卓球界のレベルがめちゃくちゃ高くなっています。
テレビでも大きく取り上げられるようになり、認知度も上がってきています。
2021年7月の世界ランキングではトップ10の選手が3人もいるんです!
≪男子≫
- 張本智和選手(木下グループ所属) 4位
≪女子≫
- 伊藤美誠選手(スターツ所属) 2位
- 石川佳純選手(全農所属) 10位
金メダルを獲得している選手もいます。
前回の2016年リオデジャネイロオリンピックでは男子団体で銀メダル。
女子団体は銅メダルでした。
日本の卓球レベルが世界で通用している証です!
中国という高く厚い壁がありますが、越えられない壁ではありません。
2020東京オリンピック日本代表選手の紹介
≪男子シングルス・団体戦代表候補選手≫
- 張本智和選手(木下グループ所属)
- 丹羽孝希選手(スヴェンソン所属)
≪男子団体戦代表候補選手≫
- 水谷隼選手(木下グループ所属)
≪女子シングルス・団体戦代表候補選手≫
- 伊藤美誠選手(スターツ所属)
- 石川佳純選手(全農所属)
≪女子団体戦代表候補選手≫
- 平野美宇選手(日本生命所属)
≪混合ダブルス代表候補選手≫
- 水谷隼選手・伊藤美誠選手ペア
この6名が2020東京オリンピックの卓球日本代表です。
一度は見たことある張本選手や、2021年全日本選手権で優勝した石川佳純選手が選ばれています。
卓球日本代表は必ず活躍します。
「日本のお家芸」と表現されるスポーツはいくつかありますが、卓球も再びそうなる日は近いのではないでしょうか。
【まとめ】卓球の見どころを知ると試合がさらに面白くなる
以上、卓球の試合の見どころ5選でした。
まとめると
- 多彩なサーブは一番の見どころ
- 激しいラリーは見どころ満載
- マッチポイントでの緊張感が伝わってくる
- 団体戦は見ているだけでも喜びを共有できる
- 世界大会での活躍が見どころ
この5点です。
また2018年から卓球の新たなリーグTリーグが開幕しています。
世界で活躍する選手のプレーが日本で観戦できるので、オリンピックで卓球が好きになった人はTリーグも観てみてください。
Tリーグについては下記の記事で詳しく解説しました。
知らない人でも一からわかるTリーグ解説ですので、参考にしてください。

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